忘れえぬ顔

昨日(2014年4月13日)、上の孫娘の明日の授業参観に当たって、下の孫達の面倒をみるために、家内を埼玉の娘の自宅まで送りました。ちょうど日曜日でもあり(婿は仕事ででかけていましたが)、好天で、家のすぐ近くにある猫の額ほどのちっちゃな公園で、みんなで遊んでいました。ひと時、一緒に遊んで、明日の用事のために群馬にとんぼ返りの帰途につこうと、駐車場に停めた車まで戻ったとき、すでにそこに、一番下の孫(涼)が娘に手を取られて待っていました。「また来るからね」の一言のあと、乗車し、車の窓を開けた時、娘が、近所の子と飛び回っている上の孫達を指さしながら「行こうか」と言うと、「いやだ!」と孫。びっくりして見ると、そこに、母親に手をとられたまま、じじ(私)の顔をまっすぐに見ている孫のつぶらな瞳がありました。。「あっ、お見送りしたいんだね」と娘。その時の孫の顔は、永遠に私の胸(心)に刻印されました約100キロ離れた群馬に向かって車を走らせながら、

思わず、35年前の渡米に当たって大阪の空港でしばしの別れをした時の幼い息子の顔が浮かびました。人生には、生きる力を与えてくれる「忘れえぬ顔」がありますね。